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相続税についてお役立ち情報

土地等の不動産を贈与する【相続税対策】 浜松市中区/税理士・公認会計士事務所

相続税の課税が強化される方向となっていることから、贈与税額控除の110万円は使用しないともったいないことについて説明をしました。
それならばということで、不動産について110万円ずつ贈与するということを考えられるでしょう。

土地の贈与を行う

土地を贈与するには、持分贈与と分筆贈与の二つの方法があります。持分贈与か分筆贈与かということであれば、費用の点からは持分贈与がよくなります。なぜなら、分筆の場合には、分筆するための費用がかかります。

では、持分の贈与にして、契約書上で持分を贈与していくことを考えると思います。しかし、公正証書によって行ったとしても移転登記がなされたときに贈与を行ったとみなす判決があります(名古屋高裁平成10年12月25日判決)。

また、これ以外に考えそうなこととして、110万円を毎年贈与するのは時間がかかるから、特定の子供に1つの土地を毎年110万円ずつ持分を移すのではなく、子供3人なら3人に110万円ずつ贈与することを考える人がいます。

しかし、共有はあとからもめる恐れがあるのでおすすめしません。

その他の注意点
  1. 農地の贈与は手間がかかります。
  2. 不動産取得税や登記の費用負担が相続のケースと比較して贈与の方が高くなっています。

※ですから、土地について110万円ずつ贈与するというのは私はあまりおススメしません。

相続については、お客様の考えと税理士の考えややり方というのが重要となります。どれが正解かというのはお客様の判断や価値観で異なることもあります。是非、専門家と時間をかけて相談しつつ進めていただければと思います。

浜松/税理士/浜松市中区の疋田会計事務所/相続・事業承継支援

負担付贈与の場合の注意点

負担付贈与とは、簡単に言えば、不動産などの財産とそれに付随するローンをセットで贈与するものです。負担付贈与というと難しいですが、資産を家族に残し有効活用しつつ、贈与税を削減するために考えられる方がいます。

しかし、負担付贈与にあたっては、注意しなければならない点があります。

負担付贈与というと、相談するときに例えば「固定資産税の評価額が1,000万円で借入が800万円だから差額の200万円から基礎控除110万円を控除して残りについて贈与税を申告したいんだけど・・・」というケースがあります。

でも、負担付贈与の場合の不動産評価額は、現在では不動産を相続税評価額ではなく、通常の取引価格で評価するために実際の評価額は高くなってしまいます。

また、不動産の場合、譲渡側の税金の計算では、一旦譲渡をして、その金額を贈与したものとして処理されるため、譲渡損益が通常生じます。

取得した側には、登録免許税、不動産取得税、贈与税がかかるため、本当に節税になっているか節税目的の場合には注意が必要です。

市街化区域の山林の評価について

山林は所在する環境によって、純山林・市街地山林・中間山林の3種類に区分されます。市街地山林とは市街地にあり、宅地の影響を受ける山林のことです。住宅地内や住宅地に隣接している山林は市街地山林に該当します。

固定資産税の課税明細を見たとき、市街地で登記地目が宅地、現況が山林となっていて、実務で見ると法面がそのように評価されているケースに遭遇します。

市街地山林の評価について

市街地山林の評価について、原則として宅地比準方式で評価します。

宅地比準方式とはその土地が宅地であるとした場合の価額からその土地を宅地に転用するためにかかる造成費を控除した金額で評価する方法です。

このような宅地比準方式で評価をしてみると「えっ、この土地がそんな評価になるの??」っていうような高い金額になってしまうことがあります。

宅地への転用が難しい市街地山林は純山林として評価することができます。

市街地山林を純山林として評価する場合、近隣の純山林の評価額を参考にして評価します。宅地比準方式で評価した場合の評価額と比較すると非常に低い評価額となります。

 

市街地山林を純山林として評価するためには(要件)

(1)宅地比準方式の評価額が純山林として評価した場合の価額より低い場合

宅地比準方式の評価額が純山林として評価した場合の価額より低い場合、市街地山林を純山林として評価することができます。宅地価額から造成費を差し引いた額が純山林価額を下回るのであれば宅地化するメリットがないので純山林として評価して良いということです。

(2)宅地造成が不可能と認めれる場合市街地山林の傾斜度が30度以上であれば純山林として評価することができます。なお、山林が急傾斜地で土砂災害警戒区域に指定されている場合は傾斜度が30度以上です。急傾斜地で土砂災害警戒区域に指定されている山林は純山林として評価するようにしましょう。

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