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国税庁のHPによれば、青色申告の記帳は、年末に貸借対照表と損益計算書を作成することができるような正規の簿記によることが原則とされています。
では、どのような帳簿でしょうか。それは、複式簿記を原則としたものです。
帳簿には、(1)主要簿と(2)補助簿にわけることができます。
主要簿は、決算資料を作成するために欠くことのできないものですから、仕訳帳や勘定元帳などは必ず作成しないといけません。つまり、青色申告のためにはこの2つを作成して、それに基づいて貸借対照表と損益計算書を誘導的に作成するということを意味しています。
仕訳帳は、日々の取引の会計事実について適当な勘定科目を設けて借方と貸方の両面に分けて複式記帳する帳簿です。
また、総勘定元帳は、仕訳帳に仕訳された勘定科目についてそれぞれ集計した帳簿をいいます。
仕訳帳を用いなくても伝票(入金伝票・出金伝票・振替伝票)で仕訳を行い、そこから元帳に転記を行って、元帳を作成するのを伝票会計と呼んだりします。
補助簿とは、名前のとおり主要簿を補うための帳簿であり、補助記入帳と補助元帳に分けられます。
補助記入帳とは、特定の取引についてその明細を記録する帳簿であり、補助元帳とは、特定の勘定または事柄について記録を行う帳簿をいいます。
補助簿のなかで重要なものは『仕入先元帳』と『得意先元帳』です。そしてこれらの会計帳簿には、適時性と正確性が求められます。
青色申告制度における帳簿について、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳のような帳簿を備え付けて簡易な記帳をするだけでもよいと書いてあります。これは、補助簿のことを意味しています。
(ただし、簡易な記帳の場合は、青色申告でも10万円の控除になりますのでご注意ください。)
手書で、仕訳記帳や伝票起票を行うと、それに基づいて総勘定元帳に転記して集計を行わなければなりません。また、転記漏れなどがないか確かめるために試算表を作成し、貸借がバランスするか検証しなければならず時間と労力を要します。
最近では、数万円程度でソフトが買えることから、それを用いて仕訳帳ないし伝票に入力を行えば、必要な転記はシステムが行ってくれますのでスムーズに行えます。
(そのため、最近では、記帳と起票というのをそれほど意識しなくなっているかもしれませんが、そのような作業があることを知っておくだけでもいいかもしれません。)
取引の種類も限られていることが多く、それをシステムに仕訳登録しておくことで、入力をスムーズに行うことができます。
事業を始めたら、初期投資だと考えてシステムを購入することを検討されるとよいでしょう。
ただ、税理士や商工会にお願いしようと考えている場合は、それぞれの事務所で扱っているシステムが異なるので、相談して決められることをお勧めいたします。
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